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ナノビック木質化リニューアルデザイン/Nanobic wood renewal design

ナノビック木質化リニューアルデザイン/Nanobic wood renewal design

木質化デザインで生まれ変わった最先端研究施設

国産木材を活用してデザインし、最先端研究会社・大学が集まるインキュベーション施設「ナノビック」のエントランスが新たに完成しました。
 

「新川崎・創造のもり」の中で、多くの研究者みなさんは日々道を切り開き、山々を越えて、頂を目指して、新しい研究に向かっていることから、「創造のやまなみ」をコンセプトにシンボリックな空間に設定しました。

この新しい景色を越えた先に、世界で3ヶ所目となる量子コンピューターが導入されたこともあり、日々研究している人達も、今後増えることが予想される見学者も、「日々なにかを越える」「越えた先を見る」ことにマインドが合わさることを目指しました。
下山するとラウンジでは、木に触れながらホッと一息つくことが出来ます。

 

今回のプロポーザルのお題は、最先端と木材。研究者と来訪者のマインド。新しい景色を提供することでブランド価値の向上。というパズルの様なリクエストでした。

 

≪木質化の考え方について≫
・川崎市のイノベーション研究施設をアナログ素材である「木材」で空間価値をアップ。
・R&D施設に木材を利用しているというギャップを来訪者に与えることで、 当該施設の印象を強く抱かせ、知名度向上につなげたい」
・現状無機質で殺風景な空間となっているため、木材の温かみを取り入れ、入居者(研究者)の憩いの場を提供し、研究開発が促進されるようなバックア ップを行いたい
・入居者、来訪者がここに集うことでオープンイノベーションが産み出される ような土壌を形成したい。

 

 

 


研究施設といえば、クールで緊張感漂うイメージを連想しますが、せっかく木材を使うので、もっと木に触れて温かみや憩いにつながる雰囲気が向いていると考えました。
プロダクト素材としても、木は奥が深くて、まだまだ面白いことが出来ると実感したプロジェクトでした。

 

プロポーザルで採択していただいた川崎市と、全国5ヶ所の木材産地、そしてデザインイメージを上手くカタチにしていただいたJECTOさんと大工さん達に感謝申し上げます。

 

 

 


 

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